現状、現実。

上を向いて今自分ができることを精一杯やること。気持ちをしっかりもって被災地が、日本が復興していけるよう元気な人たちがまずは力を蓄え活力を生み出していくこと。


まずは身内の現状。

旦那さんも連日の深夜近い帰宅で、近所のスーパーでもすぐ食べられるものはすべて売り切れ。会社近くの24時間営業の飲食店も計画停電の影響で閉店中。コンビニでおにぎりは売ってない…お昼食べにいく時間もなくポッキー2本がランチ。
そんな風に週明けを迎えたけど、月曜は会社から早期退社命令が出てなんとか22時前に帰宅できたので、家にある材料でカレーを作ってこれで何日間かは晩御飯大丈夫、って言っていた。火曜日、関東でも放射能が検知され、正しい知識がない中結局どうなのか、という不安、休業する会社が増え、いつも満員の通勤電車が空いている。余震が続き、原発で毎日何かが起こり不安が蔓延する。かなり気が滅入ってる感じ。
水曜日、会社から仙台支援に飛んでいる社員より報道されていない厳しい現実、食料や日用品の不足、を知らされる。会社内のメール便を使って物資を送る運動が始まるとのこと。社員の中でももちろん家を失い、家族と連絡がとれず会社のソファーで夜を明かしながら復旧作業にあたる男性、女性社員もいるとのこと。旦那さんはいろんな現実をまのあたりにして、今こそ役に立てる仕事をしている会社にいて、その統括部署にいる自分が下を向くことなどありえない、と気づけたみたい。そう、負の連鎖を起こしたらダメだもん。
東京はしばらく食料は大丈夫だから自分からも社内の流通を使い、私が少し買いだめした食料品や日用品を仙台支社へ送るとのこと。それでも一人1箱、大きさ送れるものは決まっているらしく、とりあえず会社が流通を整備して送るようなので、旦那さんは旦那さんでできることをしてもらったらいいと思う。私はまだ個人で物資を送れないからまずは募金をします。
今日南相馬町の町長さんがテレビで言ってました。
「救援の輪が広がっていることは本当にありがたい。ただ今回の震災は長丁場になる。だからみなさんにはぜひ長い目で支援を引き続きお願いしたい」
その通りだよね。今だけ支援したって、まだまだ微力。できることをもちろんできる範囲でやり続けられるようにしたい。

どうか被災地のみなさんや、日本全体が希望を捨てず、光のあるほうへ進んでいけますように。

私もしっかりします。